第一生命、第一フロンティア生命保険と損保ジャパンDIYを完全子会社へ
2月14日、第一生命【名称:第一生命保険株式会社 社長:渡邉光一郎】は、損保ジャパン【名称:株式会社損害保険ジャパン 取締役社長:櫻田謙悟】から株を取得して、第一フロンティア生命保険【名称:第一フロンティア生命保険株式会社 社長:堤悟】と損保ジャパンDIY【名称:損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険株式会社 社長:山本学】を完全子会社化することを発表した。
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2013_081.pdf
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2013_082.pdf
第一フロンティア生命保険は、2006年12月に設立され、変額年金保険・定額年金保険などの個人貯蓄性の高い生命保険商品などを金融機関代理店を通じて販売している。
同社の商品の特徴は、保険商品が多数ある点。変額年金保険は、プレミアステップ・安心未来形NEXT・プレミアタッチ2・安心おみごと・プレミアタッチM・プレミアウイング2など11商品、定額年金保険はプレミアセイリング・プレミアハピネス・安心たいこ判・安心まっさかり・プレミアカレンシーMなど7商品が同社HPにて案内されている。同社は、今後も更なる成長に向けて取組みを強化していきたいとしている。
損保ジャパンDIYは、「DIY生命の商品はシンプルに1つ」と謳っているとおり、「1年組み立て保険」に様々な保障を自由に組み合わせていくという仕組みにしている。具体的には主契約が「遺族保障(死亡保険)」になっており、特約で入院保障・ガン保障・月給保障をつけることができる仕組み。
第一生命は今後の取組みについては、「自分で商品を比較検討したい」との顧客の意向を受け、2015年度下期から顧客や代理店のニーズに応じた新たな商品とサービスを提供していきたいとしている。
また、今回の件を受けて損保ジャパンから子会社への出資はなくなるが、今後も第一生命と損保ジャパンは、変化の多い事業環境に順応できるように協調関係を継続していくとのこと。