損保ジャパン 「新型コロナウイルス感染症」も感染症補償保険の対象に
2020年4月24日、損保ジャパン【名称:損害保険ジャパン株式会社 社長:西澤敬二】は、新型コロナウイルスの感染による影響が全国規模で拡大を続けていることをふまえ、当局認可等の諸手続きを前提として、特定感染症を補償する各種商品を対象に、商品改定を近日中に実施する予定であることを発表した。
商品改定の概要は下記のとおり。
■個人向け商品
・特定感染症を補償する特約がセットされた傷害保険等
新型コロナウイルス感染症を新たに補償対象にする。
・海外旅行保険(海外旅行総合保険、新海外旅行保険【off!】等)
新型コロナウイルス感染症の潜伏期間や医療機関受診の実態を踏まえ、保険期間の終了(旅行からの帰宅等)後に治療開始した場合の補償対象を、保険期間終了後72時間から30日以内に延長する。
■企業向け商品
新型コロナウイルス感染症の発生が原因で生じる費用等を新たに補償する予定。
・食中毒・感染症危険を補償対象とする利益補償又は費用補償(企業総合補償保険、店舗総合保険、賠償責任保険等)
施設の来場者(従業員又は顧客等)が新型コロナウイルス感染症に感染し、当該施設が保健所等の指示により休業した場合等の費用に対して定額で20万円を支給する。
■契約の取り扱い
2020年2月1日に遡って適用。なお、今回の商品改定に伴う追加保険料はない。
(2020年2月1日が保険期間に含まれる契約、または2020年2月1日以降に保険始期がある契約が対象)
https://www.sompo-japan.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2020/20200424_1.pdf(同社プレスリリースURL)