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保険業界NEWS

三井住友海上&あいおいニッセイ 「スマホ決済事業者総合補償プラン」を発売へ

2019年9月2日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上保険株式会社 社長:原典之】とあいおいニッセイ【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、スマートフォン決済の不正利用リスクなどを包括的に補償する「スマホ決済事業者総合補償プラン」を開発し、9月から販売を開始することを発表した。

同社によると、このプランに加入することで、スマホ決済を利用するユーザーが第三者にスマホ決済を不正利用された場合に、事業者が定める利用規約にもとづいて被害額の補償が可能になる。また、既に利用規約でユーザーに被害額の補償を規定している場合には、その補償に係わるコストが保険で支払われる。また、スマホ決済のユーザー保護水準が、大手クレジットカード会社の利用規約で定める水準に引き上げられるため、安心してスマホ決済を行うことができる。

「スマホ決済事業者総合補償プラン」の概要は下記のとおり。
□補償内容と想定事故例
①不正利用リスク(ユーザーが対象) 
・スマホを紛失し、チャージ残高が不正に利用された。
・スマホ決済に登録しているクレジットカードが不正に利用され、身に覚えのない請求を受けた。
②サーバーリスク(事業者が対象)
・事業者がサイバー攻撃を受け、保有するユーザーの情報が漏えいし、ユーザーに対する賠償責任を負った。また、漏えいの原因調査費用を支出した。

また、このプランは、スマホ決済の仕組み、補償する条件、保険金額等に応じて個別の商品設計が可能となっている。
https://www.ms-ins.com/news/fy2019/pdf/0902_1.pdf

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