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保険業界NEWS

三井住友海上 ドイツのインシュアテック企業であるエレメント社と業務提携

2019年1月15日、MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱傘下の三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】は、欧州全域でデジタル保険を販売するライセンスを有するドイツのインシュアテック企業であるエレメント社【名称:ELEMENT Insurance AG(エレメント インシュアランス エージ―) 代表執行役:Christian Macht】との間で業務提携したことを発表した。

同社によると、エレメント社は保険申込みから保険金支払までのすべてのプロセスにわたってデジタル技術を活用している保険会社。ビッグデータ分析等の最先端のデジタル技術や専門ノウハウの活用により、サイバー保険やフライト遅延保険など、個人や法人向けに独自性のある保険商品を開発し、パートナー企業を通じて販売している。
また、デジタル保険のプラットフォーマーとして、損害保険会社やブローカー、保険サービスの開発を目指す異業種企業にもサービスを提供しており幅広いネットワークを有している。

三井住友海上は、今回の業務提携を通じて規制環境等が違う日本・欧州地域相互でエレメント社が持つ最先端技術やノウハウを融合させ、顧客サービスの向上を目指していくとしている。

実施される取り組みの概要は下記のとおり。

  • 保険申込みから保険金支払いまでのすべてのプロセスをデジタル化した商品・サービスを提供する。
  • 三井住友海上が保有するデータと利用者のデータを掛け合わせることで、利用者独自のリスクに合った商品や、これまで補償できなかった幅広いリスクに対応した商品の提供を行う。
  • 保険金支払判断の迅速化と保険金支払いの自動化
  • 保険申込書や保険金請求書などの書類の簡素化・デジタル化

https://www.ms-ins.com/news/fy2018/pdf/0115_1.pdf

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