日本少額短期保険㈱ 平成29年度決算を発表
2018年7月27日、日本少額短期保険【名称:日本少額短期保険株式会社 代表取締役社長:五十嵐正明】は、平成29年度決算を発表した。
同社は10年前の2008年に「日本住宅少額短期保険」として営業を開始した。2016年にはSBIグループの一員となり、現在は50万人を超える契約者に保障を提供している。住宅保険分野からスタートした事業領域は現在16商品・特約など幅広い商品ラインナップに展開している。
同社によると、2017年度決算では同社が念願としていた経常収益100億円を達成し、経常利益においても過去最高益を実現した。また、全国2,700店の販売網、7,000名を超える保険募集人などの「規模面」に加え、1,500%を超えるソルベンシーマージン比率などの「財務面」でも業界トップレベルとなった。
同社の決算概況は下記のとおり。
・経常収益 10,041,159千円(前期比108.9%)
・収入保険料 5,285,480千円(前期比107.3%)
・経常利益 326,046千円(前期比113.7%)
・保有契約件数 539,572件(前期比106.2%)(今年中には55万件に到達見込み)
・代理店数 2,784店(前期比106.3%)
・ソルベンシーマージン比率 1570.1%(前期比131.2%)
今後は、2017年6月に策定・公表した「顧客中心主義に基づく業務運営方針」に沿った取組み・改善を進めるとともに顧客の利便性を高めるため、グループシナジー(協働)・クロスセル活用によりワンストップで完結する多角的なサービス提供を行う。
また、フィンテック(ファイナンステクノロジー)指向の商品開発、ビッグデータを活用したマーケティング、AI等の導入による業務改善・品質向上などを次世代を見据えた施策に取り組む。
http://www.n-ssi.co.jp/company/disclosure.html