あいおいニッセイ同和損保 損害保険鑑定人の社員が操縦するドローンを活用した損害サービスを開始
2017年5月10日、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損保【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、今月から、損害保険鑑定人(損害額の鑑定、事故の原因・状況調査などを行う専門家)資格を有する同社社員が自らドローンを操縦して大規模災害・広域風雪災の損害調査を行うことを発表した。
本年度下半期以降、東京・名古屋・大阪に、ドローンを操縦する社員が常駐し、全国均一の損害サービスを実現させていく予定。
ドローンを活用した損害調査では、人が立ち入り難く鑑定人の現場立会いによる調査が困難な場所であっても、上空の全体撮影や多角度からの撮影を行うことによって調査することが可能になる。これに加えて、同社の損害保険鑑定人である社員が自らドローンを操縦することで、外部業者に委託することなく、必要な部分を効率的に損害調査でき、大規模な自然災害や火災事故などにおける「保険金支払」までの時間が従来より大幅に短縮できる。
今後、同社はサーモセンサーを積んだドローンを飛行させることで、広範囲に設置された太陽光パネル損害の効率的な調査を行うほか、大口の火災保険契約締結の際のリスクサーベイ(評価鑑定)に活用するための研究を進めていく。
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2017/news_2017051000373.pdf