保険、共済、再保険、リスクマネジメントの「リイマジンコンサルティング」

 

保険業界NEWS

三井住友海上&あいおいニッセイ同和損保 「バイオマス発電総合補償プラン」販売開始へ

7月22日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】とあいおいニッセイ同和損害保険【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、バイオマス発電に伴うリスクを補償する「バイオマス発電総合補償プラン」を今月より発売開始することを発表した。
「バイオマス発電」は、木屑や燃えるゴミなどを燃焼する際の熱を利用して電気を起こす発電方式。気象条件に左右されずに発電できるうえ、環境にやさしいことなどに特長がある。林業活性化と地方創生等などに資するエネルギーとしても注目を集めている。
そこで、バイオマス発電の更なる普及のため、同発電に関するリスクを幅広く補償する保険商品の開発が行われた。

バイオマス発電総合補償プランでは、下記の4つのリスクに対して補償が実施される。
1.財物損害リスク
施設内に設置された発電設備一式に対して、火災・落雷・水災等の事故による物的損害を補償(要望により電気的・機械的事故等による物的損害を保障することも可能。)。

2.利益損失リスク
発電設備が火災等の事故で物的損壊を受けたことで生じる喪失利益(事故がなかったならば得られたと予想される営業利益や、支出を要した経常費)や、収益減少防止費用(収益の減少を防止または軽減するために、てん補期間内に発生した必要かつ有益な費用のうち、通常要する費用を超える額)を補償。

3.第三者への賠償責任リスク 
発電設備の所有、使用または管理が原因となって第三者が身体障害になった場合や第三者の財物が損壊した場合に、法律上の損害賠償責任を負担することで被る損害を補償。

4.発電燃料の海外からの輸送リスク 
発電燃料(木質チップ、パーム椰子の殻など)の輸送中に生じた、火災・爆発、船舶の沈没・座礁、輸送用具の衝突、雨・淡水漏れによる損害等を補償。
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/news_dtl.aspx?news_id=2016072200311&cate_id=02

このページの先頭へ