保険商品・共済商品の開発手順
保険商品・共済商品の開発は以下の手順で行います。
1)保険商品デザインの確定
顧客マーケットの希望する保障内容および保険料(掛金)率等を検討します。また、対象とする顧客層や市場規模、申し込みから契約後の管理方法なども併せて検討し、保障商品デザインを確定させます。
この段階には、マーケットを熟知した経験者、保険業務の専門家のアドバイスは必要不可欠といえます。
保険商品デザインを明確にしないと、以降の作業に大幅な遅れが生じたり、完成後の販売実績に影響していきます。
2)保険商品の基礎書類等の作成
確定した保険商品デザインに基づき、業務運営に必要となる基礎書類の作成を行います。
基礎書類は、保険会社の場合は事業方法書・普通保険約款・保険料及び責任準備金算出方法書となり、共済協同組合の場合は共済規程(事業の実施方法に関する事項、共済契約に関する事項、共済掛金及び責任準備金の額の算出方法に関する事項 )となります。
約款は、契約者との取り決めとなるものですから、作成には細心の注意が必要です。特に、運営上誤解される可能性のある箇所など、知識・経験が求められます。
いずれも、保険・共済事業の基礎となる重要な規程ですから、専門家の支援を受けることをお勧めします。
弊社は、過去数多くの経験から、保険商品デザインに関する注意するポイントや必要な情報収集に長けております。