フコク生命 特約組立型総合保険「未来のとびら」に新たに「収入保障」特約(逓減型)を追加
3月25日、フコク生命【名称:富国生命保険相互会社 社長:米山好映】は、同社の主力商品である「未来のとびら」(特約組立型総合保険)に付加する新たな特約として、「収入保障特約〈逓減型〉」を2014年4月2日より発売することを発表した。
この特約は、被保険者が死亡または高度障害状態に該当した場合、特約の保険期間満了時まで毎年一定額の年金を支払うというもの。また、同時に、学資保険「みらいのつばさ」の商品を改定するとともに、「未来のとびら」への中途付加の取扱も開始する(定期保険特約2012・収入保障特約2012・終身保険特約2012・介護保障特約〈有期型〉2012・介護収入保障特約2012・介護保障特約〈終身型〉2012・就業不能保障特約2012・傷害特約2012・災害割増特約2012・保険料払込免除特約)。
http://www.fukoku-life.co.jp/about/news/download/20140325.pdf
今回の逓減型の特約では、保険期間が経過するごとに保障額(年金の受け取り総額)が減少していくものとなっている。また、年金の支払期間は最低5年間を予定しており、保険期間満了前5年間は最低5回の年金の支払を保証している。
■例:40歳加入・60歳保険期間満了・特約年金額240万円の場合
被保険者が40歳で死亡または高度障害状態に該当したとき
毎年240万円を20回 受け取り総額4,800万円
被保険者が50歳で死亡または高度障害状態に該当したとき毎年240万円を10回 受け取り総額2,400万円
被保険者が57歳で死亡または高度障害状態に該当したとき(55歳~59歳の間に支払事由に該当した場合は同額の保障となっている)毎年240万円を5回 受け取り総額1,200万円
保険期間・保険料払込期間は、55歳・60歳・65歳・70歳満了の4タイプとなっている。
また、同日4月2日より、学資保険「みらいのつばさ」の商品内容が改定される。これは、従来無配当であったものを5年ごと3利源配当タイプに変更するもの。この変更にあわせて予定利率が引き下げられる。(これにより保険料が従来よりも上がると思われる。)ただし、同社は保険料払込期間を18歳満了から17歳満了に短縮することで、大学入学後の保険料払込不要とするとのこと。
「未来のとびら」への中途付加の取扱が開始になる一方で、平成13年11月26日以後発売の医療保険(5年ごと配当付医療保険09・5年ごと配当付終身医療保険09・5年ごと利差配当付新医療保険・5年ごと利差配当付終身医療保険)以外の保険種類への中途付加の取扱いは停止される。