東京海上日動火災 「陸上養殖保険」を開発
2021年12月20日、東京海上日動火災【名称:東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長:広瀬伸一】は、水産資源の安定供給と持続可能性の観点から、成長期待の高い陸上養殖事業の進展を支えるため、「陸上養殖保
険」を開発したことを発表した。
昨今の世界的な人口増加や健康志向を受けた食料需要の増加に加え、海の生態系保全・持続性などの環境意識の高まりにより、水産養殖事業に対する注目・期待が高まっている。
日本国内では、水産資源管理の強化や養殖業への新規参入促進に向けた漁業法改正(20 年 12 月施行)を受け、水産庁による「養殖業成長産業化総合戦略」が策定されており、水産業の成長産業化に向けたスマート水産業の推進や、民間企業による陸上養殖ビジネスへの参入が活発化している。
今回の「陸上養殖保険」は、サステナブル社会の構築に貢献していくために開発された。
同社によると、保険の概要は下記のとおり。
・保険の対象 : 主にスマート養殖デバイス等を活用した陸上養殖事業者
・補償の概要 : 生け簀や設備機械の物的損害、設備機械故障時の魚の死亡、輸送中の損害など、陸上養殖事業固有のリスクを幅広く補償(事業者のニーズに合わせてオーダーメイドで商品設計を行う)
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/211220_01.pdf(同社プレスリリースURL)