明治安田生命　「団体がん保障保険」を発売へ

2021年9月22日、明治安田生命【名称：明治安田生命保険相互会社　執行役社長：永島英器】は、2022年4月1日より、「団体がん保障保険」を発売することを発表した。

「団体がん保障保険」は、「がんの予防・早期発見」から「がん罹患後の復職支援」までを商品とサービスのパッケージでご提供する全員加入型の新しい団体保険。

これまでのがん保障商品よりも加入の条件が緩和されており、多くのスタッフを保障をすることができるとともに、保険金支払い後のがんの再発や転移等に対しても充実した保障を提供できる商品となっている。

また、がん対策や従業員の健康増進に取り組む企業・団体向けに、福利厚生制度の運営に係る諸費用の財源確保を支援する特約や、２つの保険料割引制度も用意されている。

「団体がん保障保険」の概要は下記のとおり。
■主契約（受取人：従業員・所属員等）
・支払われる場合
第1回　所定の悪性新生物（がん）と診断確定されたとき
第2回以降　直前の支払事由に該当した日から２年経過後に悪性新生物（がん）の治療を目的に入院を開始したとき
・保険金額
（主契約で設定した）がん保険金額　（※支払回数の限度は設けない。一般的ながん保障で設定される責任開始後の免責期間はなし）

■がん対策支援特約(受取人：企業・団体)
・支払われる場合　
第1回　所定の悪性新生物（がん）と診断確定されたとき
第2回以降　直前の支払事由に該当した日から２年経過後に悪性新生物（がん）の治療を目的に入院を開始したとき
・保険金額
（主契約の保険金額以下で設定した）がん対策支援金額

◎ がん対策支援金の用途例と費用例
用途例 費用例
休業中の代替要員の確保（採用費・賃金・教育費） １２０万円／年
相談窓口の設置（外部業者委託の場合） ６０万円／年
嘱託（非常勤）産業医の設置（従業員５０名の場合） ６０万円～／年
社内規定・規約見直しの相談（社労士に相談） ３万円／回
在宅ワーク機材の導入（パソコンや電話、ネット等） １０万円／台

■保険料割引制度
・がん検診受診率割引
被保険者（４０歳以上）の「大腸がん」検診受診率が９０％以上達成しているとき
・健康経営優良法人認定割引
企業・団体が「健康経営優良法人」の認定を受けているとき

■提供サービス
〈提供ステージ：予防・早期発見〉
・（企業・団体向け）
がん関連情報提供（無償） がんに関する情報（がん予防、検診受診対策、部位別症状の対応例等）を提供
・（従業員・所属員等向け）
禁煙サポート（有償） 専用アプリを通じたオンラインサポートと補助薬剤により禁煙の取り組みを支援
・（従業員・所属員等向け）
郵送検診キット（有償） がんのリスクをチェックする検査キットを自宅に郵送し、がんのセルフチェックを支援

〈提供ステージ：罹患時および休職・復職支援〉
・（企業・団体向け）
復職支援ガイダンス、ハンドブック（無償）
復職ガイダンスを実施するとともに、罹患者の就労を支援する企業・団体の取組事例や罹患者が活用できる公的な助成金・支援制度を案内

・（従業員・所属員等向け）
ハンドブック（無償）
公的支援制度や「治療と仕事の両立」に役立つ情報を提供

アピアランスケアサービス（有償）
がん罹患に伴う外見変化を補う医療用ウィッグや補正下着等を紹介

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2021/pdf/20210922_01.pdf