あいおいニッセイ同和損保 自治体向けに『法人他車運転「災害時限定」特約』を提供
2021年6月28日、あいおいニッセイ同和損保【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、地方公共団体の自動車保険契約を対象に、地方公共団体と事業者の間で締結される「災害時応援協定
の締結を後押しする『法人他車運転「災害時限定」特約』を業界で初めて開発(同社調べ) し、7月以降保険始期契約より提供を開始することを発表した。
事業者は自然災害発生時、「災害時応援協定」に基づいて地方公共団体へ電気自動車などを貸与する一方、車両貸与中の事故は、事業者側で補償せざるを得ないケースもあり、協定締結時の課題となっている。
一方、地方公共団体からは、従来の車両借用時の補償では自然災害時以外の事故も補償の対象としていることから、「災害時以外に借用車両を使用するケースは少ない」「災害時、借用車両運転中のリスクを保険転
嫁したいが、コロナ禍で財政状況が厳しく、保険料負担を抑えたい」といった要望があった。
この特約では、台風・大雨等の自然災害発生時において、地方公共団体が「災害時応援協定」に基づき、事業者から借用した車両を運転中に発生した事故を補償する。
車両借用時の補償を自然災害発生時に特化することで、地方公共団体の保険料負担を低減することが可能となる。
『法人他車運転「災害時限定」特約』の概要は下記のとおり。
■対象契約 自動車保険(所有・使用する車の総付保台数が 10 台以上の契約)
■契約者・記名被保険者 法人(地方公共団体)
■補償内容
・相手への賠償(対人・対物)
・ケガの補償
・借用車の補償
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2021/news_2021062500869.pdf(同社プレスリリースURL)