AIG損保 「運送業者貨物賠償責任保険」を大幅改定 自然災害等による費用等も補償へ
2021年6月30日、AIG損保【名称:AIG損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO:ケネス・ライリー】は、運送業者貨物賠償責任保険を大幅に改定し、7月1日より販売を開始する(保険始期9月1日以降)ことを発表した。
ネット通販の拡大など物流量が増加する中、運送業への需要が高まっていることから、「自然災害等による費用等」への補償を追加する他、従来の補償内容を充実させる。
補償の概要は下記のとおり。
■自然災害における費用等の補償を追加
甚大な自然災害が増加している昨今の情勢に合わせ、「自然災害における運賃等」「見舞費用」「残存物取片付け・廃棄費用」の実損分(1事故支払限度額はそれぞれ100万円)を補償する。
自然災害を起因とする事故により損傷した貨物に係る運賃や、荷主または元請運送人に支払われる見舞金、貨物の残存物の取り壊しや清掃、搬出、廃棄などの実費分を支払う。
■補償内容の拡充
輸送中や仕分けや積み替えなどの一時保管中に加えて、倉庫などで保管中の補償も可能となる。
保険金額を下記のように引き上げる。
・1事故支払限度額の上限 5000万円→1億円
・第三者賠償責任担保特約の保険金額 1000万円→1億円
・運送継続・急送費用 200万円→500万円
・通常時の事故による損傷した貨物の残存物の取り片付け費用 200万円→500万円
・通常時の事故による損傷した貨物の残存物の廃棄費用 200万円→500万円
https://www.aig.co.jp/sonpo/company/press/2021/20210630-01(同社プレスリリースURL)