三井住友海上火災等　地震・洪水発生時に被害を高精度で推定するシステムを開発

2021年7月2日、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災【名称：三井住友海上火災保険株式会社　社長：舩曵 真一郎】、インターリスク総研【名称：MS&ADインターリスク総研株式会社　社長：中村光身】、防災科研【名称：国立研究開発法人防災科学技術研究所　理事長：林春男】は、損害保険データと機械学習を活用し、災害発生時に高精度で被害を推定する「自然災害被害推定システム」（地震被害推定システム及び洪水被害推定システム）を開発したことを発表した。

このシステムでは、地震発生時に早期に被害規模を把握し、地震観測データ、高解像度の保険データとAIによる機械学習を活用した被害関数（地震の強さを表す複数の指標と被害の関係式）を用いて、保険金の支払件数や支払額を高精度で推定する。今後、被災者への迅速な保険金支払いに活用される。

また洪水被害についても、洪水被害推定システムが開発され、現在、実用化が目指されている。

https://www.irric.co.jp/topics/press/2021/0702.php（同社プレスリリースURL）