NEC&東京海上日動 再生可能エネルギーの導入促進のため「リソースアグリゲーション事業」で協業
2021年5月26日、NEC【名称:日本電気株式会社 代表取締役執行役員社長兼 CEO 森田隆之】と東京海上日動【名称:東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長:広瀬伸一】は、蓄電池や太陽光発電設備等の分散エネルギーリソースを情報通信技術(ICT)によって統合制御する「リソースアグリゲーション事業」で協業することを発表した。具体的には、電力の需給調整取引市場におけるリソースアグリゲーター(RA事業者)向けに、自然災害による設備の損壊等の不可抗力に起因する追加コストの一部を補償する仕組みを備えたサービスを業界で初めて開発する。
新サービスは、従来のNECのRAクラウドサービスをベースとしつつ、東京海上日動のノウハウ・ナレッジを活用した新しい機能や、NECのAIによるエネルギーデータマネジメント機能を備える予定で、その概要は以下のとおり。
■ 需給調整取引市場においてRA事業者は、指定された需給調整を成し得なかった場合に追加コストが課されることとなっている。本クラウドサービスには、自然災害による設備の損壊等の不可抗力に起因して発生したRA事業者の追加コストを、NECが東京海上日動と共に補償する仕組みを備える。
■東京海上日動は、保険統計に関する技術を活かし、事故発生頻度の定量化に貢献するなど、NEC が提供する補償の仕組みを支援。
■NECは、自社の保有するビックデータ解析や予測技術など、AIを活用したより精度の高いエネルギーデータマネジメント機能を提供する。
本件に関するお客様からの問い合わせ先(敬称略)
日本電気株式会社 第二都市インフラソリューション事業部
E-MAIL:ecs_pr@ptg.jp.nec.com
東京海上日動火災保険株式会社 本店営業第五部営業第一室
E-MAIL:MAIL8721@tmnf.j
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/210526_01.pdf
(同社プレスリリースURL)