保険、共済、再保険、リスクマネジメントの「リイマジンコンサルティング」

 

事業協同組合(共済協同組合)の準備作業

事業協同組合の共済商品の販売前には準備作業として下記の構築などを行います。

  1. 各種マニュアルの作成
  2. 各種帳票の作成 …共済金の支払いを請求する際の書面などの作成
  3. 募集(販売)資料の作成
  4. 管理システムの構築

1.各種マニュアルには、募集行為/新契約取扱/保全取扱/支払取扱に関する情報を盛り込みます。
2.各種帳票は、契約申込書だけでなく申し込み時に付随する口座振替依頼書や契約後の管理保全に関する帳票、共済金請求に使用する帳票なども含まれます。
3.募集資料は、約款だけではなく、重要事項説明書や簡易説明資料も含まれます。1~3.までの準備は、募集開始後に発生することが予想されるトラブルを未然に防ぐため、専門家のアドバイスを受けながら作成することが重要です。
4.管理システムは、一般的な大手保険会社と同じように、契約情報管理・収納状況管理・共済金等の支払管理等が必要となります。さらに、システムへの入力ミスなど、人的ミスを未然に防ぐ管理体制も重要となります。

共済事業の運営委託の考え方

これらの業務すべてを自社内で行うためには、管理するためのシステム開発が必要となり、多額の先行投資が必要となるため、保険・共済の管理運営を専門とする企業へのアウトソーシング(委託)が有効といえます。共済金の支払額などの最終決裁は、共済会主導で行う必要がありますが、日常の業務運営の大半は外部へのアウトソーシング(委託)を行うことで、業務の効率化・人的ミスの防止・立ち上げコストの軽減が図れます。

営業開始後の報告義務

事業協同組合(共済協同組合)の営業開始後は、年度決算を行い、必要に応じて監督官庁に報告を行うことが求められます。詳しくはお尋ねください。

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