SBIいきいき少額短期保険 平成27年度業績概況を発表
7月31日、SBIいきいき少額短期保険【名称:SBIいきいき少額短期保険株式会社 代表取締役社長:島津勇一】は、平成27年度の業績概況を発表した。
2016年3月末日時点における同社の決算数値
■契約件数
・新契約件数(更新含む) 4万8,739件(対前年比121.3%)
・継続契約 4万6,546件(対前年比120.1%)
いずれも前年度を上回る順調な推移となった。
同社は新規契約数が増加した理由について、SBIグループ各社で同社商品の販売促進を行ったこと、ラジオ・新聞などを通じたCM媒体が拡大したことや募集代理店数が増加したことなどを挙げている。
■収入保険料と経常収益
収入保険料は23億1300万円となった。
平成27年度の経常収益は、保険料等収入35億2200万円(上述の収入保険料、再保険関連収入12億800万円)、その他経常収益3億900万円などにより、35億6200万円となった。
一方、経常費用は、保険金等支払金20億5600万円(保険金等8億1500万円、解約返戻金等600万円、再保険料12億3400万円)、責任準備金等繰入6700万円、事業費13億2900万円により、34億5300万円となった。
その結果、平成27年度の経常利益は1億900万円、当期純利益は7000万円となった。
■保険金の支払能力の状況(ソルベンシー・マージン比率)について
平成27年のソルベンシーマージン比率は、保険リスクが増加した関係で、前年度末に比べて889.4ポイント減少し3691.5%となったが、依然高い水準を維持している。
同社は平成14年に前身の「共済会いきいき世代の会」を発足後、平成19年に「いきいき世代株式会社」として少額短期保険業者の登録を受けた。平成25年にはSBIグループの一員となり、平成26年に社名を「SBIいきいき少額短期保険株式会社」に変更している。
創業以来順調に保有契約件数を伸ばし、本年7月には契約件数5万件を達成した。
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