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保険業界NEWS

神経・筋難病の進行を抑制するロボット治療機器「医療用HAL」 公的医療保険診療はじまる

9月2日、サイバーダイン株式会社【名称:CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長:山海嘉之】は、国立病院機構新潟病院と国立病院機構徳島病院において、緩徐進行性の神経・筋疾患の進行抑制治療を目的とする世界初のロボット治療機器「医療用HAL」【名称:HAL®医療用下肢タイプ】を使用して難病患者に対しての治療(対象となる人については下記)を、昨年11月に厚生労働省から医療機器の製造販売承認を取得してから初めて実施することを発表した。今回の治療から公的な医療保険が適用され、今後は施設基準等を満たした複数の医療機関で通常の公的医療保険診療で「医療用HAL」を利用した治療が行われる。

■対象となる人
以下の緩徐進行性の神経・筋難病疾患患者
・脊髄性筋萎縮症(SMA)
・球脊髄性筋萎縮症(SBMA)
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
・シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
・遠位型ミオパチー
・封入体筋炎(IBM)
・先天性ミオパチー
・筋ジストロフィー

問い合わせ先(敬称略)
CYBERDYNE株式会社 http://www.cyberdyne.jp
TEL:029-869-9981(広報・IR)
担当:田中・宇賀
広報:media@cyberdyne.jp
IR:ir@cyberdyne.jp

http://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2016/09/160902_プレスリリース_医療用HALの保険診療開始.pdf

なお同社は、今後、公的な医療保険だけではなく民間の保険も活用するため、大同生命保険【名称:大同生命保険株式会社 代表取締役社長:工藤稔】と業務提携を行っている。
大同生命保険は当局の認可を得ることを前提として、「医療用HAL」を用いた特定の疾病治療に対して、受療者の治療費用負担軽減のための「新たな保険商品の開発」を目指していく。
http://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2016/09/160902_プレスリリース_大同生命との業務提携のお知らせ.pdf

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