損保ジャパン＆㈱プライムアシスタンス　手配後のレッカー車の位置情報と到着時間を可視化できるサービスを本格展開

損保ジャパン【名称：損害保険ジャパン株式会社　取締役社長：白川儀一】と㈱プライムアシスタンスは、2021年10月から実証実験をスタートしてきた、手配後のレッカー車の位置情報と到着時間を可視化できる「次世代ロードサービスシステム」について、2023年4月から本格的に展開開始したことを発表した。利用者が電話をした際、フリーダイヤルで流す自動音声上で、このシステムによるレッカー車手配の受付を案内する。

なお、損保ジャパンによると手配後のレッカー車の位置情報と到着時間を可視化し、タイムリーに知らせるサービスは国内大手損保で初めての導入となる。

同社によると「次世代ロードサービスシステム」の特長は次のとおり。
（１）トラブルに遭った場所の口頭説明が不要
スマートフォンの位置情報を利用するため、トラブルに遭った場所の口頭説明が不要となる。口頭では、正確な場所を伝える難しさや説明の手間があり、利用者の負担となっていた。このシステムは、旅先など見知らぬ土地でのトラブルや、トラブルに遭遇して慌てているときであっても、正確な場所をオペレーターが把握することができ、迅速なロードサービスの提供を実現する。

（２）トラブルの状況や各種要望が容易に伝達
口頭での説明が難しいトラブルの状況を、スマートフォンの写真撮影で補足することが可能。送信していただいた写真は、レッカー作業に必要な人員・装備の確認に役立つ。

（３）レッカー車の位置情報・到着時間がタイムリーに分かる
利用者の場所へ向かうレッカー車の位置情報・到着時間をスマートフォンに表示する。これにより、利用者は、レッカー車が到着するまで安全な場所で待つことができる。
また、レッカー車がいつ到着するかわからない状況でお待ちいただく不安感やイライラを軽減することが期待される。
（このサービスは、位置情報の共有が可能な提携レッカー事業者が出動した場合のみ提供。）

https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2023/20230413_3.pdf?la=ja-JP