損保ジャパン日本興亜 東南アジアでの農業従事者向け「天候インデックス保険」が第2回サステナブルファイナンス大賞を受賞
1月24日、損保ジャパン日本興亜【名称:損害保険ジャパン日本興亜株式会社 社長:西澤敬二】は、東南アジアで展開する農業従事者向け「天候インデックス保険」の取組みにより、第2回サステナブルファイナンス大賞の「大賞」を受賞したことを発表した。
天候インデックス保険は、事前に定めた一定の天候条件(気温、風量、降水量、日照時間等)を満たす天候になった場合に、定額の保険金額が支払われる商品。近年深刻化している気候変動への適応策として、気候変動の影響を受けやすい発展途上国の農業従事者を中心に注目されている。
一方、サステナブルファイナンス大賞は、環境金融研究機構【名称:一般社団法人環境金融研究機構(RIEF) 代表理事:藤井良広】が、環境問題を金融的手法で解決する「環境金融」の普及・啓蒙を行うことを目的として2015年より始めた表彰制度。日本の金融市場で、環境金融商品・サービス・取組みを展開している金融機関等を受賞の対象者としている。
今回の大賞の受賞にあたり、損保ジャパン日本興亜が評価された点は下記の3点。
・気候変動の適応策としての金融商品の開発をしている。
・気候変動の影響を受け易い途上国の持続可能な農作業を保険で支援している。
・一般財団法人リモート・センシング技術センターや現地ステークホルダー(利害関係者)と協働で実施しており、現地のインフラ整備にもつながり、社会への影響も大きい。
同社は、今後も東南アジアにおいて自然災害リスクに直面する農業従事者向けに「天候インデックス保険」を広く提供していくとともに、持続可能な社会の実現に貢献し、損保ホールディングスグループ全体での持続可能な成長を目指していくとしている。
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/topics/2016/20170124_1.pdf