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保険業界NEWS

三井住友海上&あいおいニッセイ同和損保 高齢者の安全運転をサポートする新自動車保険を開発

2017年6月27日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】とあいおいニッセイ同和損保【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、「高齢者の安全運転をサポートし、運転状況を見守る」をコンセプトとした自動車保険を共同開発し、今年度中に発売することを発表した。
最新のテレマティクス技術を活用したサービスを提供することで、高齢者の安全運転をサポートするとともに、離れて暮らす家族等に運転状況を知らせて安心を提供する。

新商品・サービスの概要は下記のとおり。
■商品名
・三井住友海上「GK 見守るクルマの保険」
・あいおいニッセイ同和損保「タフ・見守るクルマの保険」
■仕組み
スマートフォンと運転車両に設置する専用車載器の活用により、運転状況のデータが保険会社のデータサーバーに送信される。そのデータを活用して、次のサービスを提供する。

①安全運転をサポートするサービス
〈危険運転時の注意喚起アラート(警告)〉
・高速道路逆走事故防止アラート(仮称)
 高速道路の逆走を検知したときに注意喚起する。
・指定区域外走行時通知アラート(仮称)
 自宅から半径20キロメートルを超える場合等、予め指定した日常の運転区域外を走行した場合に注意喚起する。
〈運転診断レポート〉
急加減速の発生回数などの運転傾向や、上記の注意喚起アラートの配信状況などについて、総合的な「運転診断結果」としてWebレポートを提供する。

②事故発生時の対応をサポートするサービス
〈事故緊急自動通報サービス(仮称)〉
車に設置した専用車載器が大きな衝撃を感知すると、自動的にコールセンターに通知し、専任オペレータから利用者のスマートフォンに「安否確認コール」を行う。事故直後の初期対応に必要なアドバイスや、レッカー搬送の手配など、迅速的確なサポートを行う。

③家族等が安全運転を見守るサービス
予め指定する家族等(複数人設定可)に、「高速道路逆走事故防止アラート」や「指定区域外走行時通知アラート」発信時の発生時刻・場所などに関する情報に加え、定期的に「運転診断レポート」をスマートフォンやパソコン等に通知・共有する。
http://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2017/news_2017062700405.pdf
http://www.ms-ins.com/news/fy2017/pdf/0627_1.pdf

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