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保険業界NEWS

イーデザイン損保 2019年4月より自動車保険を改定

2019年2月7日、イーデザイン損保【名称:イーデザイン損害保険株式会社 取締役社長:桑原茂雄】は、保険開始日が2019年4月20日開始の契約から、自動車保険を改定することを発表した。

改定内容は下記3点。

1.「車両無過失事故の特則」を適用する対象事故の拡大
過失が全くない事故で車両保険を使っても翌年等級が下がらず保険料が上がらない「車両無過失事故の特則」を、各種自動走行システムにも対応させるため、車の欠陥やハッキングなどを原因とする事故により車両保険金を支払った場合についても事故がなかったもの(ノーカウント事故)として取り扱う。
<追加する対象事故の主な条件>
・契約中の車の欠陥やハッキングなどを原因とする事故の発生に関して、契約中の車の所有者や運転者に過失がないこと
・欠陥やハッキングなどの事実がリコールや警察の捜査などの客観的な事実により確認できること

2.「保険金をお支払いしない場合」などの改定
明確化などを通じてより円滑に保険金を支払うため、主に以下の改定を実施。
<主な改定内容>
・「危険ドラッグなどの影響により正常な運転ができない恐れがある状態で車を運転している場合」に生じた損害や傷害について、保険金の支払い対象外となるよう改定する。
・車を「試験のために使用している場合、または試験を行うことを目的とする場所において使用している場合」に生じた損害や傷害について、保険金を支払うように改定。

3.保険料の改定
参考純率(損害保険料率算出機構が会員保険会社から収集した大量の契約・支払データなどから算出して会員保険会社に提供しているもので、同社も保険料率算出の基礎として利用)の改定や直近の支払い状況などをふまえ、保険料の改定を行う。
https://www.edsp.co.jp/company/company_009/2018/2019_02_07.html

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