あいおいニッセイ同和損保&㈱ヤモリ 孤独死の予兆検知センサー設置で保険料を割り引く新商品を開発
2023年4月5日、MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損保【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 代表取締役社長:新納啓介】は、不動産賃貸管理会社向けのクラウドサービスを開発・運営する株式会社ヤモリと、孤独死の減少および単身高齢者世帯の安定的な住宅確保に向け、業界で初めて、孤独死の予兆等を検知するセンサーを設置することで保険料を割り引く保険商品を開発し、2023年上期中に提供を開始することを発表した。
「見守る家主・費用利益保険(仮称)」の商品概要は下記のとおり。
■商品名:見守る家主・費用利益保険(仮称)
■契約者:不動産賃貸管理会社、地方自治体
■募集開始日:2023 年上期を予定
■補償内容
賃貸住宅内で孤独死等が発生した場合に、家主(被保険者)が被る次の損害を補償する。
・空室期間に対する家賃補償、値引期間に対する家賃補償
・原状回復費用、事故対応費用、事故再発防止費用
■保険料割引率 10%程度を想定(実証実験の結果を踏まえて決定)
■保険料イメージ 1 戸室・1か月あたり 200 円
■メリット
【不動産賃貸管理会社】
・孤独死対応業務の削減(業務効率化)
・孤独死の減少に伴う管理物件の空室率の改善
・同業他社に対する差別化
・保険料割引によるコストメリットを享受
【大家】
・センサーによる孤独死自体の発生リスクが減少
・保険による孤独死等のリスクヘッジが可能
・単身高齢者等の入居応募枠拡大に伴う空室率の改善
【単身高齢者 ・入居可能な住宅の確保・拡大】
・万が一の際に管理会社が駆けつけてくれるという安心・安全の提供
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2023/news_2023040501146.pdf(同社プレスリリースURL)