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保険業界NEWS

損保協会 タイのバンコクでISJ(日本国際保険学校)海外セミナーを開催

2019年10月7日、損保協会【名称:一般社団法人日本損害保険協会 会長:金杉恭三】は、損保総研【名称:損害保険事業総合研究所 理事長:佐野清明】と共催で、2019年9月10日・11日の2日間にわたってタイのバンコクでISJ(日本国際保険学校)海外セミナーを開催したことを発表した。セミナーにはタイの損害保険会社、保険監督官庁等から延べ280名が参加するとともに新聞社約20社が取材に訪れた。

ISJは、国連貿易開発会議(UNCTAD)の勧告と東アジア保険会議(EAIC)の要請に基づいて1972年から毎年、東アジア諸地域に対する技術援助プログラムとして開講されている国際的保険研修プログラム。

今回は「より良いサービスを、信頼を得て持続的に提供するために」をテーマに開催された。
2日間にわたるセミナーでは、監督当局への報告が正式に義務付けられるとともに各保険会社の理解促進の必要性が指摘されているERM(統合型リスク管理)や、ORSA(ソルベンシーの自己評価)、保険業務の適正化推進に必要な業界ベースの取組みや自動車保険の引受・支払適正化など、現地で解決すべき課題について、実態に即した解決案が提示された。

セミナーの概要と講師は下記のとおり。
■9月10日
・「ORSA」(ソルベンシーの自己評価) 金融庁・監督局保険課保険業務専門官 富永 正 氏
・「ERM」(統合型リスク管理) 東京海上ホールディングス社・執行役員リスク管理部長 滝沢 俊平 氏
・「業界ベースの取組の必要性・有用性」 損保協会・常務理事 伊藤 祐次 氏
・「損害保険業界における情報交換システム-適正引受および保険詐欺対策の効果的な手段として-」
損保総研海外研修部次長 清水 哲 氏 
損保協会国際企画部担当課長 宮崎 裕安 氏

■9月11日
・「自動車保険の変遷と将来」 損保ジャパン日本興亜社・リテール商品業務部商品開発グループ 祝 悦 氏
・「自動車保険の損害調査―適正支払取組強化のために-」
あいおいニッセイ同和損保社・損害サービス業務部次世代損害サービス開発G海外支援チーム
担当次長 丸山 創 氏
日本側モデレーター 損保総研海外研修部長 内藤 正人 氏
タイ側モデレーター タイのISJ一般・上級コース卒業生
http://www.sonpo.or.jp/news/information/2019/1910_05.html

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