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保険業界NEWS

三井住友海上 AI(人工知能)技術を自動車事故対応のサポートに活用

2019年3月6日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】は、AI(人工知能)技術を活用した自動車事故対応をサポートするシステムを構築し、運用を開始したことを発表した。

このシステムは、事故の状況や責任割合、ケガの症状など、自動車事故のさまざまなケースについてAI(人工知能)が分析し、あらかじめ機械学習した数千件の裁判例から最適な裁判例をすみやかに判断して回答候補を一覧表示するというもの。質問と回答を繰り返すことで機械学習が進み、回答精度が向上する。

今回の導入により、事故解決に要する時間の短縮を図り、対人事故においては治療終了から解決までの日数を30%(平均1ヵ月)短縮することを目指す。

また、同社によると、今後は本システムとドライブレコーダーを連動させて最適な過失割合も導く仕組みの導入も検討しており、今後も先進デジタル技術を活用した品質向上に努めていくとのこと。
https://www.ms-ins.com/news/fy2018/pdf/0306_1.pdf

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