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保険業界NEWS

三井住友海上 「日本観光通訳協会」会員向け「全国通訳案内士賠償責任保険」を発売

2019年1月29日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】は、1月下旬から日本観光通訳協会【名称:一般社団法人日本観光通訳協会 会長:萩村昌代】の会員向けに、全国通訳案内士の業務に関わるさまざまな賠償リスクを包括的に補償する専用保険制度を立ち上げたことを発表した。

「全国通訳案内士賠償責任保険」は、訪日外国人旅行者の増加に伴い、通訳ガイドや旅程管理業務等、全国通訳案内士が担う業務の重要性が増していることを受け、同社と協会が連携して、これらの業務に関わる賠償事故を補償するもの。

補償の対象となる業務と想定されている事故例は次のとおり。
■通訳案内業務 
・食品情報を誤って伝え、それを食べた外国人旅行者がアレルギーを発症した。
・横断歩道でない部分を先導・案内し、外国人旅行者が車両と接触した。

■旅程管理業務
・スケジュール管理を誤り航空機に乗り遅れ、追加宿泊・発券費用が発生した。
・道を間違え、演劇の時間に間に合わず返金を求められた。

■受託物の管理
・旅行会社から預かったファンド(準備金)や団体乗車券を紛失した。
・外国人旅行者より預かったカバンを紛失し、中に入っていた金銭がなくなった。

https://www.ms-ins.com/news/fy2018/pdf/0129_1.pdf   

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