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保険業界NEWS

三井住友海上&あいおいニッセイ同和損保 中堅・中小企業向け「新型サイバー保険」を販売へ

2017年11月9日、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上【名称:三井住友海上火災保険株式会社 社長:原典之】とあいおいニッセイ同和損保【名称:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 社長:金杉恭三】は、中堅・中小企業のサイバー攻撃リスクに幅広く対応する新型サイバー保険を共同開発し、2018年1月1日以降始期(補償が開始する)契約より販売を開始することを発表した。

この商品は昨今拡大している中堅・中小企業へのサイバー攻撃の増加等や攻撃手法の巧妙化に対応するために開発されたもの。3つのプランから選択する「プラン型」商品となっており、最も補償が広いプランでは海外で損害賠償請求を受けた場合にも対応できるようになっている。

新商品の概要は下記のとおり。
■商品名
・三井住友海上「サイバープロテクター」
・あいおいニッセイ同和損保「サイバーセキュリティ保険」
■充実プラン(最も補償が広いプラン。三井住友海上「プレミアムプラン」、あいおいニッセイ同和損保「ワイドプラン」)で補償される費用
・公的調査対応費用 公的調査に対応するため、法律相談、コンサルタントの起用等にかかる費用など
・被害拡大防止費用 情報漏えいやウィルス感染等の事故の被害拡大を防止するための費用など
・情報システム等復旧費用 情報セキュリティ事故によって、情報システムの損傷または電子情報の消失、改ざんもしくは損壊が発生した場合に要する、サーバ・コンピュータ等の情報システムの修理費用や電子情報の修復費用など
・再発防止費用 情報漏えいやウィルス感染等の事故の再発防止に要する費用や、再発防止を目的とした外部機関による認証取得費用
■情報セキュリティ関連サービス
MS&ADインシュアランスグループの株式会社インターリスク総研による情報セキュリティ関連サービスを受けることができる。
・情報セキュリティ診断サービス
・標的型メール訓練サービス
・標的型メール攻撃対策セミナー・研修(管理職層向け)
http://www.ms-ins.com/news/fy2017/pdf/1109_1.pdf

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